お知らせ

第二の人生をリノベーションで設計。実家改修や住み替えで経済的に理想の家を追求した事例を紹介


ゼロリノベでは、新しい事例を続々と公開中。今回は、両親から譲り受けた築40年超のご実家をリノベーションすることで、大切な住まいを住み継ぎながら現代の暮らしに合わせてアップデートした事例をご紹介します。

安全性と意匠性、暮らしやすさを叶えた実家リノベーション

二世帯で住まわれていたご実家を一世帯用にリノベーション。1階には水まわりをコンパクトに配置し家事負担を軽減、家族3世代が集まっても余裕のある広いリビングを再構築しました。LDKを日当たりの良い場所に移動することで、温熱環境にも配慮しています。また、寝室は別室にすることでご夫婦それぞれがゆっくりと休める仕様にしました。

中古戸建てのリノベーションで気になるのが建物の劣化状態や耐震性。こちらの事例では耐力壁で建物を補強し、柱や筋交いを極力残すことで安全性を担保しています。現しになった構造部分に塗装を施すことで、シンボリックで愛着の沸く意匠となりました。

事例概要
建物タイプ:一戸建て
広さ:127.11m²
リノベ費用:1500万 ~ 2000万円
工期:4ヶ月
居住人数:2人
Before&After

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After

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設計担当者によるコメント

ゼロリノベ設計士 進藤 誠

2世帯住宅を1世帯住宅へ刷新した、戸建木造住宅のリノベーションです。
「屋内に階段を新設したい」「2ヵ所あったキッチンやお風呂を1ヶ所にまとめたい」などの大きな要望がありました。

しかし、木造住宅では既存の柱や筋交などを動かすことに構造上の制約があったり、仮に動かせたとしても大きな費用がかかってしまうため、このような制約によって計画の自由度を制限されていました。
そんな中でお施主様から「柱や筋交いを隠さずに現したい」というご希望を頂いたことが、より自由にリノベーションを計画する糸口になりました。

間取り変更により現れた柱や筋交いを隠さずに意匠として活用し、さらに筋交いの下をくぐるような動線計画も取り入れたことが、構造に過剰な費用をかけることもなく、意匠性と機能性を両立したリノベーションに繋がったと思います。
お施主様インタビュー
Q. リノベーションのきっかけと会社選びについて教えてください

<奥様>
上階に私たち夫婦、下階に母の二世帯で暮らしていました。
古いのでどこもボロボロで…でもあまり大きな改修をすると高齢の母が戸惑ってしまうのではないかと思い、細かいメンテナンスに留めていましたのですが、母が施設に入ったタイミングでリノベーションをしようと考えたんです。

Q. どんなプランニングを希望されましたか?

<奥様>
私がお願いしたのは、植物を家の中に置ける工夫と、パントリーが欲しいということ。
また階段が外にしかなく母の介護で大変な思いをしていたので、家の中に階段を作っていただきました。(中略)孫たちが遊びに来た時にみんなで食事ができる広いリビングダイニングを提案してくださいました。
Q.住み心地はいかがですか?

<奥様>
とても快適です。キッチンの対面にリビングダイニングがあって私が家事をしている姿に目がつくからか、夫が食後の後片付けを手伝ってくれるようになりました(笑)
(中略)あとは住み始めて気づいたことですが、リノベーションでトイレを新しいものに替えたからか水道代が前よりも安くなったんです!

<ご主人>
リビングダイニングの二重サッシのおかげか、夏もエアコンはキッチンにある1台で済みます。外の音もほとんど気にならず静かに過ごせています。
私は浦和レッズのファンなので寝室の壁をレッズカラーにして、趣味の音楽のCDを並べるための棚をつけてもらいました。妻には理解されませんでしたが気に入っています(笑)
Q. リノベーションを検討中の方にメッセージやアドバイスをお願いします

<奥様>
古い戸建てには想定外の事も起こるかと思い、予算に少しだけ余裕を持たせました。
その予算の中でどうしても譲れない部分と削れる部分を担当プランナーの方と整理し、相談しながら進めていきました。
私たちはそれでも少し超えてしまったので、多少はオーバーすることを想定して予算を組むことをおすすめします。

事例URL:https://www.zerorenovation.co.jp/works/f884-case127

理想のセカンドライフを後押しする自由設計リノベーション3選

ゼロリノベでは、経済的な余白のある『安心予算』を第三者機関で算出し、その予算を元にリノベーション工事のご提案や住み替え売却・購入をサポートいたします。

リノベーションでは住む人のライフスタイルやデザインのお好みの反映はもちろん、身長などから使いやすい設備サイズを決定。オーダースーツのように自分にフィットした理想の住まいが実現できます。

今回はゼロリノベの事例の中から、セカンドライフも見据えたご家族のリノベーション事例をご紹介します。

Case1.夫婦それぞれの趣味を追求した理想の住まい

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登山が趣味のご主人と、ものづくりが得意な奥様。お二人が好きなことをめいっぱい楽しめるよう、登山グッズを飾りながら収納できるSIC(シューズインクローゼット)や、リビングと一体感のあるデスクなど、趣味スペースを充実させました。土間に登山グッズをまとめて収納することで、出し入れも楽々です。

漆喰壁、無垢フローリングなど自然素材を使うことで過ごしやすく、扉がない間取りにすることで空気の循環がよくなります。断熱材や二重サッシの採用で省エネ効果が見込め、住宅性能もアップしました。

事例詳細:https://www.zerorenovation.co.jp/works/f266-case70

Case1.子育て後のご夫婦に。都心でダウンサイジtングした暮らし

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子どもが巣立ったことを機に、44㎡の住まいへ住み替えリノベーションしたご夫婦。これまで積み重ねてきた暮らしのスタイルを予算内で叶えるには自由設計リノベしかないと、ワンストップでお住み替え。

「パリの小さなアパルトマンのように、コンパクトでも素敵に暮らしたい」というご要望を叶えるため、生活機能を持たせた通路や床下収納、室内窓など、空間効率を最大化させる工夫が満載の事例です。

事例詳細:https://www.zerorenovation.co.jp/works/f202-case44

Case3.デザイン性のこだわりを諦めずにバリアフリーを実現

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バリアフリー住宅というと機能性重視で見た目にこだわれない印象がありますが、リノベーションなら高品質なデザインの中にバリアフリー設備を溶け込ませることができます。

こちらの事例は若いご夫婦のお住まいですが、車椅子ユーザーのご主人が長く暮らしやすいよう、全長1.4mのスロープを計画。段差のない空間はもちろん、スイッチの高さなど細部まで使いやすさに配慮しました。造作天井やアクセントウォールなど、リノベーションらしい遊び心も。

事例詳細:https://www.zerorenovation.co.jp/works/f447-case86

新着事例まとめ

新たに公開したゼロリノベ事例はこちらです。

ゼロリノベの「大人を自由にする住まい」とは

ゼロリノベでは、家を買うことがゴールではなく、その先の人生が豊かになることをゴールと考え、「経済的な制約」と「空間的な制約」から解放されて自由を実現することを大切に、無理なく自分らしい住まいづくりを叶えています。

◾️「経済的な制約」からの自由

  • 余白を残した予算で住宅購入ができ、趣味も旅行も楽しめるようになります
  • 面積に応じて基本のリノベ料金が決まるわかりやすい料金体系です

◾️「空間的な制約」からの自由

  • 一級建築士監修のもと安心な中古物件を見極める不動産仲介を行います
  • デザイン賞多数受賞の設計チームによる自由設計リノベーションを提供しています
  • ライフスタイルの変化に強いプランニングが得意です